株式会社日々

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October 31, 2023

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株式会社日々は山形県の最北の地域である最上地域で有機農業を営む農家です。伝承野菜の里芋「甚五右ヱ門芋」は真室川町の父方の祖父母から受け継ぎ、リンゴ園の「リンゴリらっぱ」は新庄市の母方の祖父母から受け継ぎました。私が農業をスタートした時から有機農業で環境に負荷をかけない持続可能な農業を実践したいとの思いで、10年以上続けています。生産した甚五右ヱ門芋は市場を通さず、自分で販路を開拓し、レストランや料亭、ホテルなどに直販しています。リンゴは有機JAS認証を2022年に取得し、すべてをジュースやシードルに加工し販売するスタイルで、病害虫の被害があっても加工することで付加価値を付けて販売することができています。

リンゴジュース

リンゴリらっぱは、山形県新庄市で有機栽培でリンゴを栽培している農家です。生食用ではなくジュースとシードル(リンゴのお酒)専用に栽培したりんごを加工し販売しています。持続可能な農業を未来につないで行くため、農薬による自然環境への負荷を減らした栽培方法をモデル化し、リンゴ栽培に新しい未来を切り開くべく活動しております。栽培しているリンゴも海外のシードル専用品種を導入し、本物のシードル作りに邁進しています。パッケージも若い女性に人気の絵本作家にイラストを依頼し、お中元お歳暮としても利用していただいております。国内では有名なコーヒーショップやレストランなどに卸しております。
リンゴジュース

シードル

リンゴリらっぱの最終的な目標は自分たちの栽培した有機リンゴを使ってお酒を造ることです。リンゴ園を立ち上げた祖父は僕にリンゴ園を残し6年前に亡くなりましたが、祖父は自分でリンゴをすりおろしてシードルを作って飲んでいて、自分もいつかは美味しいシードルを作りたいという夢があり、今は委託製造ですが少量を製造し販売できるようになりました。リンゴについた野生の酵母をそのままにりんごの果肉ごと醸し発酵させ、その後樽で発酵させた本格的なシードルができました。国産初の有機リンゴのシードルです。
シードル

甚五右ヱ門芋

甚五右ヱ門芋とは私の祖母が嫁入りの際にお姑さんから種を譲り受け、栽培方法を教わり60年以上作り続けてきた在来種の里芋です。一子相伝で佐藤家にだけ室町時代の頃から伝わってきた伝承野菜と言われており、佐藤家初代の名前「甚五右ヱ門」から里芋の名前を付けました。栽培期間中農薬化学肥料不使用で栽培しています。土臭さがないためスイーツに加工したり洋食に合わせてもおいしく、首都圏の料亭や星付きのレストランでも使われております。

甚五右ヱ門芋

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